分水嶺トレイル 2017Bの旅~7 一筋の光を見た

2017.07.31 (Mon)
第一チェックポイントの雁坂峠を予定より30分遅れで出発。破風山避難小屋到着が8時35分。この間CT84%と歩み遅く、予定より1時間オーバー。どんどん遅れて行くけれど、ペースは上げられない。心拍を上げると、余計に胃が気持ち悪くなるのだ。

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去年の分水嶺では深夜に到着し、中には入らなかった避難小屋。こんな時間なら誰もいないだろう、とガラガラと扉を開けて中にはいると、案の定無人。

ちょっと休憩しよう、と靴を脱いで上がり込む。するとすぐにスタートから何度も抜きつ抜かれつしているU野さんとP-リンさんチームも到着。
P-リンさんに「胃をやられて何も食べれないんですよね~」と話すと、チームの男性も同じ症状とのこと。あっ!テレビで見たことあるK沢さんだっ!
具合悪そうだが、頑張ってアルファ米を食べている・・。そのあとは小屋にあるマットを使って横になってました。
あんなスゴイ人でさえ、やられちゃうんだなあ・・。
P-リンさんはバクバクご飯を食べています。胃腸の強さって大事ですねw
話をしていても、「リタイア」という言葉は出てこない。辞めることを全く考えていない様子に、僕は驚きました。

この時僕には一筋の光が見えました!パアッとね!!

そうか!胃腸をやられたくらいでは、リタイアなんて考えないのが普通なんだ!僕は辞めるコトばかり考えて、逃げていたんだ!

ついさっきまで「大弛峠でリタイアしたら、タクシー呼んですぐに帰れるなあ」なんて考えていた僕は、間違っていました。
あんなスゴイ人が頑張っているのに、へなちょこの僕が頑張らないでどーするっ!

スゲーッ 爽やかな気分だぜ 新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~~~~~~~~ッ

この時から、リタイアは一切考えなくなりました。

40分近くも休憩してしまいましたが、みんなで小屋をスタート。P-リンさんチームとU野さんはアッという間に見えなくなってしまいましたが、僕もマイペースで進みます。


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分水嶺トレイル 2017Bの旅~6 初めて眠くなる

2017.07.29 (Sat)
神隠しにあって道を間違え、すっかり弱気になった僕は、眠気を感じてはいなかったけれど予定通り将監峠で3時間睡眠。
そして日が明けて16日の午前2時には、胃をやられて何も口にできなくなってしまった僕。

雁峠までの道は崩落の為、去年とは違い尾根コースを進む。尾根を通ったつもりだったが、下から巻いてしまったようで尾根に合流するのに時間がかかった。
そしてこの後、僕は初めて「山で眠くなった」
去年の分水嶺や24時間カモシカ山行をやっても眠くなったことは一度もなかったのに、初めて眠くてフラフラしながら歩いた。当然ペースは落ちる。さっき3時間寝たのになあ・・。

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ガマンできなくなり、「小さな分水嶺」のベンチでエマージェンシーシートにくるまって15分だけ寝た。ここから友人達に「もうダメかも」という弱気なメッセージを送った。雁塔から燕山への急登を登る。ジェルも水も口にできなくなり、だいぶペースは落ちていてCTの70%を大幅に越えている。

ずっとリタイアのコトを考えながら歩いていました。今はまだ歩けるけれど、何も補給していないのでそのうちハンガーノックになるだろう。そしたら自力で下山もできなくなり、スタッフの人に迷惑を掛けることになる。まだ動けるうちにリタイアして下山したほうがいいんじゃないか?

第一チェックポイントの雁坂峠には午前6時着。去年の分水嶺の前泊の宿でお会いした、Pーリンさんチームも休憩していました。
重鎮さんチームはリタイアして道の駅みとみに下山するとのこと。僕も一緒に着いて行くか悩む・・。

でもリタイアしてすぐに家に帰りつくんならいいんだけど、そうじゃない。道の駅みとみまで下山してバス乗って・・風呂にも入りたいなあ。あ、着替えないや。Tシャツとパンツは温泉で売ってるだろうけど、短パンはないよなあ・・。どっかユニクロ寄らないとな。そっか、風呂入ったあともこのシューズ履くのやだなあ・・。
といろいと考えていると・・めんどくさいという結論に達しましたw

どこでもドアで家に直帰できるならリタイアを決断しただろうな・・。
長く休憩するとリタイアしたくなるので、早々に出発。まだ足は動く!甲武信小屋まで頑張って、そこでもう一度リタイアを考えよう。

人間は弱い。すぐ安きに流れる。僕にとって一番イージーな決断を下してしまった。「前に進む」だ。リタイアこそが勇気がいるが正しい判断だったのかもしれない。もしトラ山リーダーが一緒だったら、どう判断したんだろうな。
そう思いながら、僕は甲武信小屋を目指して進んだ。


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分水嶺トレイル 2017Bの旅~5 ザ・ワールド

2017.07.28 (Fri)
将監峠で3時間休憩しても体調が回復しなかった僕。
将監峠に到着する前に、不思議な体験をしたのです。

雲取山荘を出発してから将監峠に到着するまでは、誰にも会わず一人旅でした。
ほぼトラバース道のこの区間。注意するのは滑りやすい木道の橋と、崩落箇所。

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試走の時に草に隠れている右側の岩に気づかずに膝をぶつけ、危うく左側の崖に落ちそうになったココ。写真は試走の時のもので、通過時は暗くなっていました。今回は岩に気をつけて無事に通過!

しばらく進んでいると、試走の時には通過した記憶のない急な下りや危険な崩落箇所が出てきました。
こんなとこあったかな~、また道が崩れたのかな?と思いつつ進む僕。でもなんか変だなと場所を確認してみると・・

逆方向、つまり来た道を戻ってる!?
そんなバカな!一本道で分岐なんかないので道を間違えるハズはない。
地図をみても間違える箇所なんてないのに・・。
進むか戻るか・・落ち着け・・。

誰か来ないかなあ・・と弱気になる僕。とりあえず少し戻ってみよう。
戻りだして少しすると・・
そんなバカなっ!トレイル上にオレンジ色のジェルの切れ端のゴミが落ちているッ!

あ・・ありのまま今起こった事を話すぜ!「俺はいま将監峠へ向けて進んでいたと思っていたら、いつのまにか戻っていた」
な・・何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった・・。
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」


何分か前に、この切れ端のゴミを僕は見たッ!その時「誰かがゴミ落としちゃったんだな~」と思ったんだッ! 僕は全く逆方向に進んでいたッ!
ズギューーーーン!!背筋に悪寒が走るッ! どうしてこんなことが! 迷うような場所なんてないのにッ!なんで?どうしてこんなコトに?
一人が急に怖くなりました・・。
誰か後続の人来ないかなあ・・そしたら一緒に行動するのにw

もうなにがなんだか分からない。間違えるハズなんてないのに、どっちに進めばいいのか、もう分からない。
とりあえずもう少し戻ってみると・・
先ほどの写真の崩落箇所がッ!
やっぱり間違えていたんだ、と確信。じゃあ僕はこの崩落箇所を逆に下ってきたことにも気が付かなかったんだ・・。だいぶ疲れて注意力が散漫になっているんだなあ。

そういえば大きな岩のある箇所があったな・・あそこで間違えたのかも。とりあえず戻って見よう。
進むべき方向がわかったので安心。あとは間違えた理由を知りたい。

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岩の間を抜けて右にトレイルは続いている箇所。たぶんここで立ち止まり進むコースを確認したつもりが、方向を間違えて来た道を戻ったんだろう、と分析。座って休憩した訳でもないし、まったく難しい道でもないのに・・。こんなコトは初めてだ。

これは「神の領域」ではないなw
1日半近く寝ていないので、脳が疲れている。眠気はないけど将監峠で予定通り3時間休憩しよう、と心に決めたのです。


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分水嶺トレイル 2017Bの旅~4 その時は来た

2017.07.26 (Wed)
雲取山荘で美味しいコーラを飲んだものの、食事は受け付けない僕・・。ヤバい予感がするよ・・。
しかしいつまでも休憩していられないので、雲取山山頂へ向けて出発する。

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時刻は16:50。数時間前には鴨沢をスタートしたAコースの人達大勢が通過した場所だが、今はレースの人は誰もいない。去年みんなで休憩したのが懐かしいな。

当たり前だけど、ケイコさん達の応援チームもいませんw
雲取山まで来たことで、気持ち的には少し安心しました。ここから先は去年チームで歩いた場所だからです。みんなで写真を撮った場所、休憩した場所、水を汲んだ場所等を懐かしく歩きました。
飛龍付近のトラバース道は軽く走ったりしつつ進んだのですが、今計算して見ると将監峠までCTの77%もかかっていました。やはり疲れていたんだなあ。
去年のチームのほうが早く歩いている・・。
この前テン泊した将監小屋での休憩を励みに進む僕。まず、水で身体を拭こう。そしてキレイなトイレに行き、バーナーで暖かい夕食を食べて休憩だっ!
しかしスタートして20時間、朝起きてから36時間近く経過しているので、身体が休憩を欲していましたw
将監峠に到着したのが21時過ぎ。小屋まで降りるよりも先に、横になりたいっ!

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トレイルの近くだと通過者の音が気になりそうだったので、峠の北側の笹薮の中にエマージェンシーシートを敷き、その上にエスケープヴィヴィを広げて潜り込みました。
「ここをビバーク地とするっ!」という写真を撮るのもメンドクサイw
一応スマホで3時間後にアラーム。そんなに眠れないだろうなあ、とヴィヴィに入った瞬間から、記憶なしw

バッチリ3時間休憩♪ 去年の分水嶺では3回休憩したけどトータルで3時間寝てない。今年のBコースでは、睡眠記録更新だっ!w
片付けて小屋へ降ります。水を汲んで顔を洗いトイレへゴー。たくさんの方もトイレ前にいました。試しにパンを食べようとしたが、やっぱり食べられない・・。
分かっていた、分かっていたんです。去年のハセツネで胃をやられた際、何度も休憩したけど全く回復しなかった。今回3時間寝ても回復しないということは、もう治らないってコト。丸一日、ほとんど食べてないや。

どうするオレ?タイム的にはほぼ予定通りだ。第一関門の雁坂峠まではたっぷり時間がある。とりあえずスタッフのいる第一関門までは行こう。

すっかり意気消沈の僕。午前2時、その時は来た。
水を飲んだ時に、戻してしまったのだ。

ついに来たか・・w 去年のハセツネと全く同じだ。水も飲めなくなった・・。
でも2回目なので対処法は分かっている。舌の上に少しだけ水分を載せて静かに飲み込むのだ。飲んだ後に「オエッ」となるけど、水分補給はできる。この先だましだましやっていくしかない。
スタート直後、暑い中オーバーペースで進んだからだ・・。同じミスを2回繰り返すなんて情けない・・。僕のバカバカ!w
スタートして少ししてから、こうなるんじゃないかな~と思ったけど、敢えて考えないようにしてたんですよね~w
ハセツネは24時間だから何とかなったけど、分水嶺はあと二日もある・・。飲まず食わずでは進めないだろう・・。

僕はリタイアを考え始めた。

なんか分水嶺のブログ、暗くてスイマセンw


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分水嶺トレイル 2017Bの旅~3 コーラの美味しさを知る

2017.07.25 (Tue)
棒ノ嶺で絶景を見ながら菓子パン&コーヒーで朝食の予定だったけど、食欲があまりない。午前6時、結局朝食は食べないまま棒ノ嶺を出発。ペース良く進んできたので、予定より30分早いタイムだ。

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日向沢の峰手前は、120キロの本コースの一番の急登だと勝手に思っている僕。淡々と登り、午前8時過ぎに山頂手前で座って休憩した。普段のトレランでは、食事以外で座って休憩することなんてないのに。やはり序盤オーバーペースだったか・・。

一杯水避難小屋の水場は、珍しく水が出ていてたくさんの人が休憩していた。しかし水量はかなり細かったので僕はスルーした。次の酉谷小屋の水場を目指そう。飲み水は足りているが、顔を洗いたい。

この辺りにくると、歩いている顔ぶれが同じになってくる。僕は登りが遅いのでどんどん抜かされる。しかし僕を抜かした人達が座って休憩しているところに僕が追いついて抜かす。僕はほとんど休憩をしないで進んでいた。抜きつ抜かれつは5~6回はあったかな。顔見知りになって話もするようになる。
座って補給をしている人多数だが、僕は補給をしなかった、いやできなくなりつつあった。でもその事実を認めたくなかったので、淡々と進んだ。

酉谷避難小屋の水場はジャブジャブと水が出ていた。7~8人の人が休憩していた。顔を洗い、頭から水をかぶる。冷たくて気持ちイイ!!腕や足にも水を掛ける。ずっと交代でみんなが水を浴びていた。この場を離れたくない、とさえ思った。ここ楽園w

ここでお昼に菓子パンを食べる予定だったけれど、食欲がないので食べなかった。何も食べないのはマズいので、ジェルを飲んだ。

タイムは順調。しかし酉谷から雲取山荘までが遠く感じた。何度も歩いたことのあるルートなのに、こんなに距離を感じたのは初めてだった。
15:40、雲取山荘到着。コーラとカップヌードルは400円とのこと。普段コーラなんて飲まない僕だけれど「コーラで菓子パンを流し込めば、食べることができるかも」と思って、コーラ購入。

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めっちゃ美味かった。こんなに美味しいコーラを飲んだのは初めてだった
他の登山者と山談義をしながら、菓子パンを食べようとした。しかしコーラは飲めるけど、パンは食べられなかった。頑張ったけど、半分食べるのが精いっぱい。

ホントはここでラーメンを食べる予定だったのに・・。すでに3回食事をパスしている。固形物はダメだが、ジェルや水は大丈夫なのが救いだ。
スタートして16時間が経過。タイムは順調だが、補給はボロボロだった・・。


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分水嶺トレイル 2017Bの旅~2 ストック折れても心は折れずっ

2017.07.23 (Sun)
いよいよ青梅をスタート。予定では午後4時くらいに雲取山荘到着予定。去年のリザルトから考えると、ほぼ最後尾のハズ。
しかしたまたま居た場所が真ん中くらいの位置で、トレインから外れるのもイヤだし、ついて行けるスピードだったのでそのまま着いて行く。
しかし深夜とはいえ、低山なので暑い。自分の汗で溺れそうだ。
榎峠で舗装路を横断、このあたりから少しづつ人がばらけて来た。
高水山でトイレに寄る。ここで山頂には行かない巻き道を教わった。今まで知らなかったw

岩茸石山山頂からのザレ下りはなかなかデンジャラス。後ろでチームの人が転倒したらしく大きな音が聞こえてくる。「あぶね~ストック折るところだったよ、ストック折れたら心も折れるよな~。」なんてしゃべっているのが聞こえ、うまいこと言うなあ、なんて思いつつ進む。

それから1時間もしないうちに・・
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別に急でもない道で、普通にストック突いたら、「モリッ」って感じで折れた・・。パキッって折れるんじゃなくって、モリって柔らかく折れたw
最初は分からなかった、理解できなかった。「なんかストックがプラプラするな~」と思ってみたら、ホントにプラプラだったw

マジすか!

まだレースは始まったばかり、あと50時間以上あるのに!!
いかん、ココロまで折れてはいかん!

2年前に購入したストック。それまでは「ストックなんて老人の使うもの」と思っていましたが、使ってみると登りがラク!
一緒にアルプスにもたくさん登ったね、今までありがとう、とストックに感謝。
仕方ない、この後はストック1本で乗り切るしかない・・。

黒山という地味なピークで休憩するときに「そうだ!ダクトテープあるんだ。」と思いストックを応急修理!写真は撮り忘れましたが、長さは15センチ以上短くなったけれど一応復活!
力はかけられないし短くてグリップ部分も握れないけれど、登りでは使えそうだ!ダクトテープはガムテープよりも強力。買っておいてよかった。

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とっくに登った朝日も見ることができた。夜はホントに暑かったなあ。

棒の嶺には予定より早く到着。いいぞ。
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低山なのに、雲海が広がっている。

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休憩している人も多数いる。
ここで朝食休憩の予定だったけど、あまりお腹が空いてないので食べなかった。今回のレース120キロの中で、個人的には一番の急登だと思っている坂が、この先の日向沢の峰手前にある。
僕はそこへ向かうことにした。


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分水嶺トレイル 2017Bの旅~1

2017.07.20 (Thu)
去年ゴールしたあと、「もう出ない」って言ったのに・・。イヤな記憶は忘れ、楽しい思い出ばかりが残った結果、今年も参加してしまいました分水嶺トレイルレース。
しかも去年はショートのAコース(80キロ・8000アップ)をチームで参加でしたが、今年はロングのBコース(120キロ・12000アップ)と1.5倍のコースにソロで参加・・。どうなることやらねえw
だって青梅から清里ですよ?遠いって思うでしょ普通。車でもメンドクサイのに、わざわざ歩いて行こうっていうんだからw

僕は同じ山に何度も登るのはあまり好きじゃない。いろんな山にチャレンジしたいからなんです。もし同じ山に登るのなら、前回登ったルートよりもハードでロングなコースで登ることにしています。チャレンジングじゃないと、面白くないもんね。よって今回はBコースをチョイスしたのです。

もう二回目なので、荷造りも前回よりはスムーズに出来ました。
Bコースは午前0時スタートなので、電車で現地に向かいそのままスタートとなります。電車に生足短パンで乗るのは気が引けたので、タイツを履きましたw

去年一緒に出場した友人たちは、みんなAコースなので、なんだか寂しいな~。
しかし電車の乗換の時に友人とバッタリ!なんだよ~同じ電車乗ってたのか~w 彼らは前泊の宿に向かうところでした。一瞬でも会えてよかった。

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スタート地点の公園には午後10時過ぎには到着。装備のチェックを受けたあとは、知り合いもいないので藤棚の下のベンチで横になって時間を待ちました。暑いのでタイツも脱いで生足に。
少しでも休もうと目は閉じるケド、当然眠れませんよねw

不安もあるけど、大丈夫だという根拠の薄い自信もある。両方ないまぜの気落ちを持ってスタート!
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90名の猛者たちに交じって、か弱い僕も動き出します。
僕の長い山旅が、今始まるのだ。



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神の領域を、僕も見てみたい

2017.07.14 (Fri)
明日の午前0時スタートで分水嶺トレイルに参加してきます。Bコースの距離120キロ、累積標高はなんと12000m。去年参加したAコースの距離&累積標高が1.5倍です。踏破できるだろうか・・。

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パッキング終了。重さは10.5キロ。ザックの容量は余裕あり。去年はパンパンだったので、ここは進歩w

第一関門まで予定通りいけば27時間。ゆっくり食事する時間は取れそうにないので、菓子パンを大量ゲット!
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最近ハマっているラムレーズンサンドパンは2個。セブンのレーズンサンドも用意しました。結局疲れてくると、好きなものしか食べられないんですよねえ・・。

去年Aコースをゴールした直後は「もう出ない」と思っていたのに、また参加するなんて・・しかも長いコースをソロで・・w
理由は「僕も神の領域を見てみたい」と思ったからです。

肉体的・精神的に追い込まれ、さらにそれを乗り越えた人が達する「神の領域」。僕も見てみたい。

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ニセ札を見た、タカサンのように。


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旅立つ装備を整えて

2017.07.13 (Thu)
週末の縦走登山レースに向け、装備を準備。

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レギュレーションの必携装備。
左上から、ストックシェルター、コンパス、地図、ヘッドライト二つ、予備電池、防寒着。
下に降りて、エマージェンシーシート(厚手)、レインウェア上下、携帯電話、充電器、クマ鈴、ホイッスル、チャムスの財布に保険証&お金、テーピング、三角巾。

環付カラビナ1枚、カラビナ2枚、120センチスリング2本、60センチスリング1本。8mmロープ10m。水は後で用意します。

必携品で去年出場時と違うのは、去年使わなかった防寒着を薄手のものにチェンジ。ソロなのでレスキュー装備を持つことくらいかな。

続いて各装備、
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左上からお守りの「無事カエル」とクッカーセット。行程表&マップケース、キャップ、バンダナ。
下に降りて、トイレキット&救急セット、エスケープヴィヴィ、アームウォーマー、GPS,バフ、予備電池、タオル3枚、手袋。

去年は3人分沸かすのでジェットボイルでしたが、今回はエバニューのチタンクッカーにSOTOのアミカス。寝具はサーマルシーツを外しました。寒い時間帯には寝ないw

そして一番悩む食糧。
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去年はアミノバイタルのゼリーを13個!これだけで1.5kgはありましたw 他にもたくさんのジェルや食べきれない食糧を持って行きましたので、今年は少し減らしてみます。

リゾッタ2つ、リフィルのラーメン二つ、この前食べておいしかったマルタイ。量がちょうどいいたらこ雑炊。ドリンクパウダー。去年ほとんど食べなかったハイカロリーおかしは黒糖クルミのみにしました。
ジェル類は数えたらまたまた13個w ジェルはアミノバイタルゼリーの半分以下の重さで、成分ほとんど変わらないんですね。今まで気にしたことがなかったw 今年はだいぶ軽量化出来た気がします。

第一関門まではお湯を沸かして食べる時間はないので、ソイジョイクリスピー3本。他に菓子パンを用意して食べるつもり。普段は使わない山小屋でも食事したいと思います。

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これらの装備をUDのFP30に詰め込みます。去年はパンパンでしたが、今年は少しはスッキリ収納できるかな。
ぜりー、少ないかなあ・・。レース当日まで悩もうw

水は最大で3リットル持つ予定。どうせ全部で重さは10キロ越えるんだろうなあ。ぜんぜんファストパッキングじゃないや・・。
あ、そうそうザックにも詰め込みますよ!w



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ファストパッキングで奥秩父最高峰、北奥千丈岳周回~2

2017.07.11 (Tue)
予定よりもペースが良かったので、さらに先に進むことを決断した僕。
いいペースで進めた理由は二つ。
一つは雨が降って涼しくなったこと。
もう一つは小虫がすごくって立ち止まれなかったからw
ほんと小虫ウザい・・。ココロ折れますよ・・。

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シラベ平は舗装の林道を横切る場所。当初はここでビバークを考えていました。

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ここからの破線ルート、明るいから踏み跡やピンクテープを見つけやすいけれど、夜間は勘弁だなあ・・。
ほとんどが単独山行の僕は、安全のために「初見のトレイルは夜間歩かない(林道除く)」をルールとしています。明るいうちに破線ルートを突破したいっ!

中間点の大ダオにはまあまあのペースで到着。
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開けた場所で、プチ雁峠みたい。ここも小虫が凄くて、ゆっくりできず・・。
ここから黒金山までの間で日没を迎え、ヘッデンを点灯しました。黒金山手前の乾徳山への分岐に到着して一安心。
午後7時40分、夕食とします。

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ディナーはマルタイの「山の棒ラーメン」。九州育ちの僕は、マルタイの棒ラーメン大好きで、よく食べていました。山バージョンを食べるのは初めてでしたが、うまい!かなりうまい!!
マルタイらしいw 味ですっ!

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お腹も落ち着き、今後を考えます。ここで破線ルートは終わり。あとは実線ルート。このあたりでビバークして夜明けになってから乾徳山をピストンしてからみとみに下山、を考えていたが・・。
一人でこんなとこでビバークしてもつまんないなw と思い初めてしまいました・・。かといって夜間に乾徳山を往復するのも危険だし、往復で3時間以上かかる。このままみとみまで下山するなら、3時間で下山できそうだ。
ごめん、乾徳山。こんな近くまできたけど、今回はやめておきます・・また今度ね。

ココロ折れて乾徳山のショートカットを決断w
西沢渓谷へ向けてゴー! まだ12時間ちょっとしか活動していないのに、今日はなんだか疲れていてペースが上がりません。こんなことで分水嶺大丈夫だろうか、と不安になりました。

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月はほぼ満月、正確には明日満月。月明かりってほんとに明るい。

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西沢渓谷のハイキング道には、こんなエンジンが。何気筒だろ?

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トロッコ線路跡をハイキング道としているのですね。軌道跡は急傾斜がないので走りやすい!
いいペースで走っているつもりでしたが、キロ10分ペースでしたw

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明るい時間ならば、今日登ってきた山々が見えるらしいのですが・・。
午後11時前に無事にみとみに下山することができました。

走行距離37キロ、累積標高3100mで行動時間は14時間。この程度で疲れていては、分水嶺Bでは雲取山までも辿り着かない・・。ザックはほぼ本番と同じ装備。いやもう少し食糧が増えるなあ・・。雲取山荘の予備関門、ギリだなw





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ファストパッキングで奥秩父最高峰、北奥千丈岳周回~1

2017.07.09 (Sun)
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昨日は奥秩父に行って来ました♪
ストックシェルターを持って、大弛小屋テン場かシラベ平ビバークの予定。

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道の駅みとみに車を停めて出発。子供連れのハイカーが多かったです。僕のふくらはぎのテーピングを見た子供に「足にテープ貼ってる~」と指されましたw
徳ちゃん新道で甲武信ケ岳へ。甲武信小屋にも立ち寄りました。1年ぶり。標高2500もあると、涼しいですね。小虫多かったけど・・。
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去年の分水嶺の時、遥か遠くに金峰山が見えて「あそこまで行くのか~」と思ったなあ・・。

国師ケ岳への縦走路のアップダウンで、伝説のダブルザックを思い出しつつ登りました。山頂で3人で喜び合ったのも懐かしい・・。ここまでの途中で夕立が降り雷の音もゴロゴロと・・。大弛小屋で小屋泊に変更も考えましたが、雨もすぐやみ、雷も大丈夫でよかった。
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予定よりいいペースで進んでいるので、大弛には行かず先に進みます。

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すぐに北奥千丈岳に到着。めっちゃ近かった!奥秩父最高峰!!

ここからの石楠花新道、ノースリーブ&短パンの僕には石楠花の張り出しが痛かった・・。
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シラベ平に到着したのが17時半。予定より2時間早い。この先黒金山までは破線ルートで、尾根が広くて道迷いの可能性あり。当初の予定ではここでビバークして、明るくなってから破線ルートを行くつもりでしたが、まだあと2時間近く明るい。明るいうちに前に進むことを決断ですっ!

そして僕はこの先、いくつかの決断を迫られるっ!
続きは後日・・。


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あの夏、僕らが渡りたかった橋を見つけた。

2017.07.05 (Wed)
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昨日は雨天の中、去年見つけられなかった橋を探しに行った。
出発時の気温は17度。めっちゃ涼しい。来て良かったw

場所のめぼしは着いていたので、直接向かう。果たして、その橋はあった。

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分かりにくいとは思うが、分かる人だけ分かればいい。中央奥の岩の間に横たわる丸太。あれこそが去年僕らが探し求めた橋だった。僕らはこのすぐ近くまで探しに来ていたのだが、「この先に橋はなかったよ」という他人の言葉を鵜呑みにしてしまい、この場所を探さなかったのだ。
全然難しい場所ではない。
山の経験は人それぞれ。見える人には見える。分かる人には分かる。
この丸太橋は下にも丸太が横たわっていて、安全に渡ることができる。川面からの高さも1メートルほど。万一落ちても大丈夫そうだ。
感動しつつ渡った。タカサンとトラ山さんと一緒にこの感動を味わいたかった、と強く思った。僕らはチームだったのだから。

そしてこれが去年僕らが渡った橋。

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ロープは張ってあるものの、川面からの高さは5メートルくらいあるだろうか?歩く距離も長い。デンジャラス!

実際に渡ると、こんな感じなのです。
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もうここを渡らないで済むと思うと安心です。
他にも新コースを下見してきました。昼間だったら初見でも迷わず歩けるでしょう。山の経験次第かな。
昨日は雨だったので、短時間で確認したい箇所だけ周ってきました。実りの多い山行でした。

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去年分からなかった橋を探しに

2017.07.03 (Mon)
明日は雨の予報。梅雨だから仕方ないね。

去年3人で探して分からなかった橋を見つけに行ってきます。


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その一言を言いたくて

2017.07.01 (Sat)
ホントは山に行くはずだった本日。しかし予報は雨。何をしようかと考えていた昨日の夜、ステキなお誘いを頂きました。
それは「明日中国に旅立つ葉っぱさんを、空港でサプライズ見送りをする。」という作戦。
午前3時前に起床し、AKKOさんをピックアップしてトラ山さんと合流。めっちゃ早い・・。アルプスに日帰りで行く時の起床時間だよ・・w

早朝なのでスムーズに空港到着。
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短冊が用意してあったので、願い事を書きました。七夕なんて何十年ぶりだろ?w

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1時間以上待ちましたかねえ・・。結局、ご本人に先に気づかれてしまい、微妙なサプライズにw
でも会えて良かったデス。

僕が旅立つ葉っぱさんに伝えたかったのは・・
食べないでね」
ということに尽きます。ボンボヤージュ!

あわただしくお見送りして、すぐに戻ります。理由はこの後お仕事の方がいるからw
タカサン&D子さん、エクストリーム出勤です。相変わらず女性陣のバイタリティには感服いたします。

そのバイタリティを見習って、お仕事の方を送り届けた後にトラ山さんと僕は雨の中ジョグ。
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16キロ走って満足。一人だと、雨の中走ろうなんて思わないもんね。



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