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雲の平~絶景と絶食の狭間で~ #3

2018.07.31 (Tue)
双六小屋テン泊で夜8時から翌朝4時まで8時間、ぐっすり眠った。
頻尿の僕だけれど、一度も起きずに眠り続けた。

僕はカウンターパンチを狙っていたんだ。
朝起きると胃が回復していて腹ペコで、昨晩食べるハズだったロコモコ丼を食べる、というクロスカウンターだ。

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爽やかなテン場の朝!

そんなクロスカウンターはさく裂しなかった・・。
昨日よりは少しマシだが、胃は相変わらずやられたままだった・・。

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双六岳方面に朝日が当たっている。
僕は失意の中、テントの撤収を始めた・・。4時間で新穂高の駐車場まで下山できるハズ。

最近、こんなマゾいテン泊ばかりだ・・。楽しい!と心から思える山行がしたい!
このままでは、山登りが嫌いになってしまいそうだw

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撤収が終わったころには、とっくに日は登っていた。今日も暑くなりそうだ。
菓子パン一つくらいなら食べられそうな気分だった。バーナーでお湯を沸かしてコーヒーを入れてパンを1個食べることが出来た。
これがこの二日間で食べた、唯一の食事となった。

パンを食べた僕は、ポジティブな気分になった。コレで今日一日は動けるんじゃないだろうか?
以前登ったことのある、双六岳や三俣蓮華岳、鷲羽岳には登らず、雲の平・祖父岳のみのピストン山行なら行けるかもしれない。
逃げるようだが、全て巻道を使って祖父岳のみを狙うのだ。

男とはなんぞや

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早朝から暑い。双六岳に向かう人がたくさんいる中、僕は巻道を進む。すごい敗北感だった・・。

しかし巻道は優しかった。
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双六のカールの絶景が、僕を迎えてくれた。

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所々に雪渓もあり、雪で頭や首を冷やしながら進んだ。

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振り返ると、槍の穂先が見えた。昨日の昼にはあそこにいたんだもんなあ。遠くへ来たもんだ。

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鷲羽岳が近くなってきた。ごめん、今回は登らないよ・・。まさしく鷲が羽を広げたような山容が好きな山なんだけどなあ・・。

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黒部川源流の碑。ここの水が黒部ダムに流れ着くのか。雲の平がだいぶ近づいてきたようだ。暑さで全くペースは上がらないけど、着実に進む。

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コバイケイソウの向こうの巨大な山容は、薬師岳か。デカい。
ん?赤い屋根の小屋が見えるぞ?

そう、最短経路で行くはずが、大回りをしてしまった・・。黒部川源流の碑からCT1:40のハズが、日本庭園を経由してCT2:20のコースを歩いていたのだ・・。
わずかな差だが、疲労と日没に追われる僕には痛いミスだった。

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眼下には雲の平唯一のテン場。ホントは今日あそこに泊まるハズだったのに・・。食事をとれない今は、二泊はキツい、楽しくない。今日下山したい。

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雲の平最高峰、祖父岳山頂。2825m。
来た・・何とか来れた。

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赤牛岳・読売新道。いつか歩いてみたい縦走路。

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ワリモと鷲羽岳。今回パスしたけれど、また登りたいな。

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左に槍ヶ岳、中央は歩いてきたルート。右には見まごうことなき笠ヶ岳。
祖父岳山頂はぐるりと北アルプスのパノラマが広がっていました。
双六から下山しなくて良かった・・。雲の平、来て良かった。

登山とはなんぞや

時刻は午前10時半、今から新穂高温泉へ下山開始だ。道のりは遠く、ペースは上がらないが策はある。


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